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2025年も早いもので3月に入りました

  • 執筆者の写真: 2018 saikouan
    2018 saikouan
  • 3月4日
  • 読了時間: 2分

2025年3月1日(土)

皆さん、こんにちは。最倖庵池田守です。

2025年もあっという間に2ヶ月が終わり、今日から3月1日ですね。

1月、2月は良くも悪くも挑戦し続ける日々が多かったです。

作家としての性分なのかもしれませんが、どうしても生きる情熱を消すことができないというか、そんな気持ちが強い時期でした。

本日は日々の制作における思考と影響をまとめたものがありますので、掲載させて頂きますね。

私は、書を追求する過程で臨書、書画や篆刻を実践し、併せて書道史などの著書から学ぶことを習慣としている。


これらの研究は、筆の動きや線の在り方をより深く理解するための基盤となり、表現の可能性を広げる要素となっている。 また、「良い作品とは何か」を問い続ける中で、特に印象深いのが保育園児との交流の時間である。


彼らの無垢な線や、ためらいのない表現は、私が作品を制作する上で見失いがちな「純粋な創造」のあり方を想起させる。

技術や知識、経験を積み重ねた視点から生まれる理論的な構築とは異なり、子どもたちの描く線には、本質的な動きとリアルなエネルギーが宿っていることに気づくのである。

さらに、その身体性は原始の時代にまで遡り、文字の起源を紐解く歴史的な時間へと私の想像を誘う。筆を握る手の動きと、古代の人々が刻んだ線との間にある共鳴を感じながら、私は書の根源的な力を探求し続けている。


それは、単なる技術の継承にとどまらず、書が持つ「何か」を見出し、現代における表現として再構築するのである。

ただ単純に下手ウマを実践し狙っているつもりは無い。



もう一つ追求しているのが、現代アートへの提示である。現代に生きる書家が行うべきものの重要追加事項で、詩書画篆刻と併せ、現代美術(アート)もそこに追加すべきという考えである。

 
 
 

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